![[VSCode] 基礎マスター講座 01 : ショートカット、編集の基本、Front Matter CMS](https://humanxai.info/images/uploads/vscode-basic-course-01.webp)
はじめに
[Decap CMS] によるネット環境での記事作成環境が整いつつあったのですが、CMS 側のバグにより記事編集が思うようにできなくなった為、ローカル環境で、Hugo の記事作成をする環境を作成していて、VSCodde で出来る事を知りました。
CMS のバグについては別件でまとめていて、AI の方でも記事を 1 つ書いてくれましたので、同様の問題でお困りの方がおられましたら其方を参照ください。
VSCode で環境構築する際、AI の情報を聞いても不明瞭な点が結構あった為、VSCode を一度ゼロから学ぼうと思い立ち AI に相談したところ、「VSCode 基礎マスター講座」を開いてくれるとの事で、その学習内容を備忘録メモも兼ねて記事にしてみます。
📘 ステップ 0:前提確認
VSCode のインストール確認
※インストールずみなので割愛。
Hugo プロジェクトを VSCode で開ける状態か?
まず、Front Matter CMS プラグインをインストールします。
拡張機能マーケットプレイスを開き
「Front Matter CMS」
と入力すると一番上に表示されるブルーのアイコンがそうです。
次に、「Front Matter CMS」の設定ファイルを作成します。 Hugo サーバーが起動する、ブログ記事のルートディレクトリに以下のフォルダ/ファイルを作成。
[My-blog]
└─[.frontmatter]
└─[config.json]
次に[config.json]内に以下を記述。 ほぼデフォルト設定のまま使ってますが、fields フィードはカスタムしてるので、その辺りは環境に合わせて変更してください。
{
"contentFolder": "content",
"mediaFolder": "static/images/uploads",
"publicFolder": "/images/uploads",
"collections": [
{
"name": "記事",
"folder": "content/posts",
"format": "md",
"fields": [
{ "name": "title", "type": "string" },
{ "name": "slug", "type": "string" },
{ "name": "summary", "type": "string" },
{ "name": "description", "type": "string" },
{ "name": "date", "type": "datetime" },
{ "name": "draft", "type": "boolean" },
{ "name": "author", "type": "string" },
{ "name": "categories", "type": "list", "default": [] },
{ "name": "tags", "type": "list", "default": [] },
{ "name": "weight", "type": "number" },
{ "name": "image", "type": "string" }
]
},
],
"frontmatter.preview.host": "http://localhost:1313",
"frontmatter.preview.port": 1313
}
重要なのは、 “frontmatter.preview.host”: “http://localhost:1313”, “frontmatter.preview.port”: 1313 の部分で、この記述がある事で、「Front Matter CMS」プラグインから Hugo サーバーを起動できるようになります。
ここまで出来たら VSCode からH ugo サーバーを起動し、プレビュー表示して見ます。
「Front Matter CMS」インストール完了後、VSCode 左のアイコンリストに[FM]が表示されるのでクリック。
次に、
[コマンド] -> [サーバーを起動]
を実行すると、ターミナルが起動して、Hugo サーバーが動きます。
もしエラーが出る場合は、エラーメッセージを参考に Hugo 側の設定を見直して下さい。
VSCode 左にあるアイコンから一番上の[エクスプローラー]を選択し、ブログフォルダのルートディレクトリを選択。 次に、[content]-[posts]の中から[.md]形式の記事を開きます。
ただ、Hugo で記事を表示する際に CSS でカスタム設定してる場合、実際の記事画面とは異なる為、Hugo サーバーのプレビューウインドウを表示します。
VSCode 左にあるアイコンから[Front Matter CMS]を選択し、
[コマンド] -> [プレビューを表示]
を選択すると、画面右側に、Hugo サーバーのプレビューウインドウが表示されるので現在編集中の記事を選択すれば、実際の記事画面を見ながら作成する事が出来ます。

Markdown プレビュー(Ctrl+K V)の動作確認
記事をひらいた状態で「Ctrl+K、V」と入力すると、Markdown プレビューを開くことが出来きま、画面分割して表示すればプレビューを参照しつつ記事を書くことが出来ます。

📗 ステップ 1:編集の基本操作
📝『VSCode 基礎マスター講座』ステップ 1:編集の基本操作編
まずは基礎的な操作から慣れていきましょう。
以下の操作を実際に行ってみてください。
① ファイル・フォルダの基本操作(左ペイン)
- 左側の エクスプローラー(ファイルツリー) を使って、新規ファイルやフォルダを作成します。
- 例:content/posts 内に新規ファイル test.md を作成。
手順
- VSCode の左ペインのファイルツリーで「content/posts」を右クリック。
- 「新しいファイル」を選択して、test.md と入力して作成。
② Markdown ファイルの編集とプレビュー
- Markdown を編集し、即座にプレビューする方法を習得します。
手順
- 新しく作った test.md を開き、以下の内容を入力します。
# はじめてのMarkdown
- 箇条書き1
- 箇条書き2
- 箇条書き3
- プレビューを表示
- ショートカットキー:Ctrl+K → V(Windows の場合)
- または右上のアイコンから Markdown プレビューを表示。
③ VSCode 基本ショートカット(頻出ショートカット)
VSCode の効率を上げるために、最低限の基本ショートカットを覚えておきましょう。
操作 | ショートカット | 説明 |
---|---|---|
コマンドパレット | Ctrl+Shift+P | VSCode のすべてのコマンドを検索・実行 |
クイックオープン | Ctrl+P | ファイルを名前で即座に検索・開く |
設定画面を開く | Ctrl+, | VSCode 設定画面を表示 |
ターミナルを開く | Ctrl+@ または Ctrl+Shift+@ | VSCode 内に内蔵ターミナルを表示 |
📌 実践していただくこと(まとめ)
この 3 つを実際にやってみて、以下を報告していただけると次のステップに進みやすいです:
「test.md」ファイルの作成に成功したか?
Markdown の内容を入力し、プレビュー表示が確認できたか?
基本ショートカットが使えるかを試した感想や、特に覚えておきたいと感じたショートカットなど
問題点
ターミナルを開く Ctrl+@ または Ctrl+Shift+@ が動作しない問題発生。
環境は、OS:Windows11 で、キーボードは、apple magickeyboard、Logicool G913TKL で2つとも動作しない。
🛠 ショートカットキー問題(ターミナルを開く)の解決法
ご使用のキーボードが Apple Magic Keyboard や Logicool G913TKL という特殊な環境のため、デフォルトのショートカットキーが機能しない可能性があります。
⚙ 対処方法 ①(別のショートカットキーを試す)
Windows 環境では、VSCode でターミナルを開く標準のショートカットは以下があります。
Ctrl + `(バッククオート)
一般的にはこのショートカットキーが推奨です。
まずはこちらを試してみてください。
⚙ 対処方法 ②(ショートカットキーのカスタマイズ)
もし、上記でも開かない場合、ショートカットキーを手動でカスタマイズできます。
手順:
Ctrl + Shift + P で 「コマンドパレット」 を開く。
「keyboard shortcuts」と入力し、「基本設定: キーボード ショートカットを開く」を選択。
検索バーで「ターミナルを開く」と入力し、「workbench.action.terminal.toggleTerminal」を探します。
クリックして好きなキーの組み合わせに変更(例:Ctrl+Alt+T など)。
💡 ショートカットキーの設定例(推奨)
以下の設定が Windows で使いやすくおすすめです。
操作 | ショートカット |
---|---|
ターミナルを開く | Ctrl + Alt + T |
ファイル検索(クイックオープン) | Ctrl + P(標準) |
コマンドパレット | Ctrl + Shift + P(標準) |
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